3Dレーザースキャナー(MENSI GS200) 

MENSI GS200

 当社3次元レーザスキャナーは、高精度・長距離タイプの3Dスキャナーです。
1秒間に5000点もの座標値データ(X,Y,Z,RGB)をスキャニングすることによって短時間で目的の構造物を丸ごとスキャニング致します。
測定距離は最大で350m。測量精度も200mで最大1cm程度の誤差と非常に高精度です。また当社スキャニングデータ加工ソフトのLandFormsを使用すれば土量計算や任意点での横断図作成なども非常に簡単に作成する事が可能です。
3D点群データは無償ビューワソフトで閲覧可能ですのでお客様ご自身のパソコンで3D画像を見ながらの意思決定をお手伝い致します。
そのほかにも下記の様な様々な利用方法が可能です。

ぜひご利用をご検討下さいませ!                     

3Dレーザースキャナーの計測手順  

 3Dレーザースキャナーによる計測の流れは以下のようになります。3Dレーザースキャナーは、レーザーによる計測対象物とセンサーの間をレーザーパルスが往復することで、計測対象点の三次元座標を取得するものです。測定原理は、レーザーが測定対象物に当たって反射してしてきた光の飛行時間を測定して距離を算出します。また、レーザーの移動方向角度から角度を算出し、三次元位置情報を求めています。
 求められたデータを整理して、3次元モデルを作成すれば一般的なCADデータとして扱えます。さらに、3Dレーザー計測により取得した3次元データから、柱寸法や壁厚などを計測し、平面図、室内展開図、断面図等を作成することが可能です。


1.観測計画
   ・現地踏査
   ・計測計画

計測を実施する対象地域の現地踏査を行い、測定の目的,必要精度などの状況把握を行います。また、スキャナーの設置位置,標定点の配置及び計測密度などのスキャニング計画を策定します。

2.現地計測
   ・標定点の設置、観測
   ・スキャニングデータの取得

複数のスキャンデータを標定するための標定点を設置し、標定点測量を行います。次に、観測計画に基づき、地上型3次元レーザスキャナーにより3次元データ(ポイントデータ)を取得します。

3.データ解析
  ・データの変換、合成 
  ・データの加工、編集

複数のスキャニングデータを指定する座標系へ変換するための標定を行い、合成します。次に、スキャニングデータを加工して活用するためにデータの編集を行います。

4.結果出力
  ・3D機能、CADデータ出力等有
  ・CG、各種成果図面の作成

3次元計測データを合成により、計測対象物をありのままにCGで再現できます。また、移動回転、拡大縮小など任意に操作することが可能で、さらに2点間の距離を計測したり、任意断面を抽出したりすることができます。

利 用 例               クリックで表示

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